【第18回】ロンドン発、企業成長を支える駐在リクルーターの挑戦

今回の Meet the Team では、親会社(日本)のクイック社で6年間勤務した後、ロンドンのセンターピープルへ出向し、リクルーターとして活躍しながらリーダーとしても成長を続けている松岡 昂太さんにお話を伺いました。英国での暮らしやヨーロッパでの採用支援について語っていただきました。

センターピープルで働くことになったきっかけは?

「日本の親会社であるクイックの社内制度を利用して、海外拠点への異動を希望しました。実は6年間、毎年海外赴任に応募し続けていて、2024年にようやく英国への赴任が決まりました。大学時代にアメリカへ交換留学をした経験から、英語力を伸ばしたい、海外で働きたいという思いが強くありました。」


英国に異動すると決まった時の気持ちは?

「すごくワクワクしました。新しい文化に触れたり、多様なバックグラウンドの人たちと会うことが大好きなので、ヨーロッパに住めば多くの人と出会えると思いとても楽しみでした。ロンドンに住み始めて2年近く経ちますが、外出するたびにまだ新鮮な気持ちになります。」


休日はどのように過ごしていますか?

「旅行が大好きで、イギリスは拠点として本当に最高だと思っています。週末を利用して気軽に他国を訪れることができ、これまでにも多くの国を旅してきました。
また、ビールとサッカーも好きなので、その点でもヨーロッパは最高の環境です。UKに限らず、欧州各国のリーグの試合を観戦したり、地元の人たちと一緒にサッカーを楽しんだりしています。そうした経験を通じて、現地の文化に触れ、新しい友人ができることも、大きな楽しみの一つですね。」


日本と欧州の採用市場の一番の違いは?

「イギリスや欧州では、一人ひとりの採用が企業にとって非常に重要で、よりパーソナルな意思決定だと感じています。日系の大企業であっても、欧州では比較的小規模な拠点で事業を展開しているケースが多く、採用は単なる人員補充ではなく、事業戦略そのものと強く結びついています。
そのため、採用支援にとどまらず、経営陣のサポートや中長期的な採用戦略の立案にも深く関わる機会が多いですね。
CEOやマネージング・ディレクターと直接議論しながら、どのような人材が今後の事業成長に必要かを提案できる点には、大きなやりがいを感じています。単なる『採用エージェント』というより、クライアントのビジネスパートナーとして伴走している感覚が強いです。」


現在、新たにファイナンスユニットのリーダーを任されていますが、目標は?

「クイックグループの理念でもある『関わるすべての人をハッピーに』を、日々の仕事の中で体現できたらよいなと思っています。クライアントはもちろん、転職を希望される方々、そして一緒に働く同僚も含め、関わるすべての人にとって前向きな価値を生み出せる仕事をしたいと考えています。」

「ファイナンスチームとして、クライアントに対してより多く、かつ質の高い情報を提供し、より便利で付加価値のあるサービスを届けることを意識しています。そのために、できるだけ多くの候補者と直接お会いし、市場や業界への理解を深めることを大切にしています。そうした積み重ねが、結果としてクライアントに対するより具体的で実践的な提案につながると考えています。」

「ユニットのリーダーを任されたことは本当に光栄でした。責任もありますが、自分自身にとっては大きなチャレンジであり、とても前向きに受け止めています。ロンドンは世界有数の金融拠点でもあるため、第一線で活躍する専門家の方々と出会い、学べる環境に身を置けることも大きな魅力ですね。」


リクルーターとしてのモチベーションは?

「個人的には、新しい知識や経験を得ることが何よりのモチベーションです。より良いリクルーターになることで、より質の高いアドバイスやコンサルティングができるようになり、より多くの人と、より専門的で深い話ができるようになると思っています。学び続けること自体が、私の原動力です。」

「特にイギリスやヨーロッパでは、日本企業の成長を支援できている実感があります。私は日本が大好きなので、日本企業の発展に貢献できることを嬉しく思っていますし、同時に日本文化を現地の方々に紹介できることにも大きな喜びを感じています。」

今回のインタビューはいかがでしたか?
松岡さんの専門性と情熱は、チームにとって大きな支えとなっています。ファイナンスユニットも、彼のリーダーシップのもとでさらに成長していくことでしょう。
次回もどうぞお楽しみに!