
“本人不在”の転職活動

センタピープルにかかってきたお問い合わせの電話にて
鈴木さん(求職者)の母親:
「娘が仕事を探していまして、御社のウェブサイトに掲載されている事務アシスタントの求人について詳しく教えていただけますか?」
人材コンサルタント:
「お問い合わせありがとうございます。こちらの求人は、2年以上の事務経験が求められます。まずは娘さんご本人のご経歴を確認させていただきたく、CVを弊社までお送りいただけますでしょうか。」
鈴木さんの母親:
「わかりました。一緒にCVを準備して、私から送らせていただきますね。」
人材コンサルタント:
「ご協力ありがとうございます。ただ、転職活動はご本人の意欲や主体性を企業に伝える大事な機会ですので、ぜひ娘さんご自身から直接ご連絡いただけるようお伝えいただければと思います。」

親御さんが子供の仕事やキャリアを心配するのは当然のことですが、就職・転職活動は自分自身の力をアピールする場です。親御さんの助言は大切にしつつ、自分で企業やエージェントと直接やり取りをすることで、自主性や熱意を伝えることが必要かと思います。
最初は少し勇気がいるかもしれませんが、一通のメールや電話を自分で行うことで、自信にもつながります。ご家族の応援を背に、自分の声で未来への扉を開いていきましょう。あなたの誠実さや思いが、きっと企業にも伝わるはずです。
仕事においては、入社後も自ら動き、課題を解決していく力が求められます。就職活動の段階から、自立した姿勢を示すことが成功への第一歩になるでしょう。「これから社会に出ていくのは私自身だ」という意識を持ち、自分の言葉で、自分の意思を伝えることが大きな一歩になります。