
【第16回】海外で働くという選択肢――オランダで見つけた仕事のやりがいと暮らしの魅力
今回は、オランダオフィスでもうすぐ勤続2年を迎えるリクルートコンサルタント、古屋 麻優子さんにお話を伺いました。ビジネス開拓から採用業務まで幅広く担当し、Centre Peopleのヨーロッパでの存在感を高める重要な役割を担っています。

リクルート業界に入ったきっかけは?

「正直、他のコンサルタントと同じような感じだと思います。オランダに引っ越した当初は、日本で物流の仕事をしていたので、こちらでも同じ業界で働くつもりでした。でも、センターピープルのコンサルタントとの登録面談の際に、社内で空きポジションがあると聞いて、すごく興味を持ったんです。とてもポジティブな面談だったので、それが大きな決め手になりました。『私も同じように、仕事を探している人のサポートができたらいいな』と思ったんです。」
休日の過ごし方は?
「ごく普通のことですが、読書が好きで、時間があるときにゆっくり読むのが楽しみの一つです。特に秋や冬のような暗い季節は、読書にぴったりの時期ですね。アムステルダムはすごく暗くなるので!主に日本語の本を読んでいますが、英語でももっと読むべきだなと思っています!」
クライアントや候補者が驚くような意外な一面は?
「すごく回答に悩む質問ですね。大したことではないのですが、今オランダで猫を飼おうかと考えていて、すごくワクワクしています。日本では猫を2匹飼っているのですが、ちょっと罪悪感もあって…まるで浮気してるみたいな気分なんです!(笑)」
オランダで暮らしていて良かったことは?

「いくつかありますが、特に気に入っているのは、こちらの人々がコーヒーをよく飲むことですね。カフェに気軽に行く文化があって、週末の朝にカフェで過ごすのがすごく好きです。友達や家族と集まっておしゃべりしたり、近況を報告し合ったり、パジャマ姿で現れる人もいるんですよ!カフェに行くことが朝の素敵な習慣になっていて、すごく心が落ち着くんです。」
これまでのキャリアの中で、特に誇りに思う瞬間は?
「この仕事の面白いところは、企業との面談から自社紹介、候補者のポジションへの採用まで、採用プロセス全体を360度見渡せることです。最初から最後まですべてのプロセスに携われるとすごく達成感がありますし、自分自身を誇りに思えます。」
日本とオランダの働き方の主な違いは?
「オランダの人たちは、仕事だけではなくて生活全体のバランスを大事にしていると感じます。日本では、仕事がすべてという人が多かった印象です。でもこちらでは、仕事以外の時間も大切にしていて、自分の時間を楽しむ術を知っているんですよね。これは働き方の大きな違いだと思います。」
「幸い、日本で働いていた会社はそこまで厳しくなかったです。物流業界はかなり多忙な環境ですが、私の会社は比較的ゆったりしていました。でも、オランダの働き方の方がずっと健康的だと思います。」
リクルーターとしてやりがいを感じる瞬間は?
「やはり、候補者の方が新しい職場で楽しそうに働いているというお話を聞けたときですね。半年後や1年後に『楽しく働いています。』と連絡をもらえると、本当に嬉しいです。センターピープルでは『持続可能な採用』を大切にしているので、長く働いてもらえることが理想です。クライアント先を訪問したときに、実際に生き生きと働いている姿を見ると、『この仕事をしていて良かった』と心から思えます。」


今回のインタビューはいかがでしたか? 次回もどうぞお楽しみに!