過ぎたるは猶及ばざるが如し

8月11日水曜日16:00

A企業人事担当: 「先程ご紹介いただいた鈴木さんと明日木曜日に面接をアレンジください。」

人材コンサルタント:「明日ですね、承知いたしました。」

<翌日の一次面接実施直後…>

A企業人事担当: 「今日面接した〇〇さん、ぜひ二次面接を明日金曜日にさせてください。」

<その翌日の二次面接時に、鈴木さんに翌週月曜日開始で直接オファーが…>

鈴木さん: 「是非オファーは受けたいけど、どうしてこんなに急いでいるんだろう?何かあるのかな…?センターピープルにまずは相談してみようかな…」


人事には常に動きがあり、中には急を要する採用も出てくるのは事実です。ただ、採用活動は急ぎ過ぎると、候補者側が不安を感じたりすることもあります。また、逆に採用まで数ヶ月かけるのも、内定を出した候補者が既に他企業に決まっていたり、候補者のモチベーションを下げてしまったりする危険性があります。

日々の採用状況を見ていると、通常は面接2回、1ヶ月以内で決着する形が理想かと思います。
過ぎたるは猶及ばざるが如し、「良かれと思って数日で内定」も時には候補者に対して具体的なフィードバックやより明確な採用理由を合わせてフォローアップをいれることで、早期決定でもより納得した採用につながることかと思います。