第1回【YMS希望者必見】イギリスの人材紹介・派遣会社にインタビュー〈イギリスワーキングホリデーで仕事を探す方法〉

毎年多くのYMS希望者のお手伝いをしている留学会社アフィニティさんが、イギリスで30年以上人材紹介・派遣ビジネスを取り組んできたセンターピープルアポイントメント社にインタビューを行った、現地情報満載のFAQ記事です。

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イギリスのワーキングホリデー(YMS)をご検討されている方が、都市選び、学校選び、家探しと同じくらい気になるのが『仕事探し』ではないでしょうか?

今回は多くの方からのご希望にお応えして、イギリスの人材派遣会社にインタビューを行って参りました!
既にYMSに当選されている方、これからYMSの抽選を考えている方にはぜひ参考にして頂きたいと思います。

就職・転職支援のプロにインタビュー
少しでも早く仕事探しを始めたい方必見です!

イギリスのYMS場合、他国のワーキングホリデービザと違い2年間滞在でき、就労に制限がないというのが魅力の1つです。(他国の場合は滞在期間が1年、同一雇用主の下では6ヶ月しか働いてはいけない等の制限があります。)

そのためYMSに挑戦する方の中には、英語力をつけて企業での仕事に挑戦したい!という方も多くいらっしゃいます。飲食店のアルバイトであれば紹介やインターネットですぐ見つかりそうなものですが、企業でのオフィスワークに挑戦したい場合どのように見つけたらいいかご存知でしょうか?

そこで、今回は30年以上イギリスにて就職・転職支援サービスを行っている Centre People Appointments (CPA) で働く木元さんにインタビューさせて頂きました!

質問:  「せっかくロンドンに2年間滞在するので色々な仕事をしたい!」という方も多くいらっしゃいますが、実際にYMSで渡航した方はどのようなお仕事をされていますか?

回答:  一般的には日系企業での後方支援業務(事務、アシスタント、営業サポート等)が多く見られます。
ご経験によっては営業職カスタマーサービス店頭での接客業務を行う方もおられます。
きちんとした職歴があり、英語が出来る方であれば、日系企業だけでなく現地イギリスの企業で、ヨーロッパ人に混ざり活躍されている方もいらっしゃいます。

質問:  YMSの場合は滞在期間が2年です。長いようであっという間の2年間にはなると思いますが、企業で働いてみたい場合のお仕事探しを始めるタイミングは渡英してからどのぐらいを推奨されていますか?

回答:  YMSビザ保持者も応募可能なお仕事は、弊社が扱う求人数のおよそ2~3割程度です。(*1)
その中でも多くの求人で、少なくとも1年半以上のビザ残存期間を持っている方、という企業側の要望が多く見受けられます。
ただし、お仕事自体は1日だけの単発のものから、数週間~数ヶ月といった短期のお仕事も出てくることがございますので、随時お問い合わせ下さい。
(*1)Centre Peopleを利用するのはYMSだけではありません。企業によってはYMSビザでは応募ができない案件もあります。

質問:  短期のお仕事もあるという事ですので焦りすぎる必要はないかもしれませんが、できるだけ早く働きたい場合は日本を出る前から準備しておいた方がよさそうですね。渡英前にできることはありますか?

回答:  イギリスでの就職活動は、個人のスキル・経験や渡英のタイミングにもよりますが、平均して1~2ヶ月、場合によってはそれ以上かかる事もございます。
その為、現地の状況や実際のお仕事情報を事前に収集する事は大変重要です。
企業によっては渡英前からオンラインでの面接を実施する場合もありますので、目安としては渡英の2-3ヶ月前から渡英に向けて就職活動を開始することをお勧めします。
センターピープルでも渡英前からSkype面接を行っておりますが、あまり早い段階でご登録されますと実際に来英されてからの状況が変化している可能性があります。渡英2-3か月前というのを指標にされるといいかと思います。

質問:  企業で働くとなると英語力の指標も気になります。ビジネスレベル以上やネイティブレベルという募集案件もあるようですが、具体的にどのくらいの英語力が必要でしょうか?

回答:  センターピープルが取り扱う求人の大半は、日系企業または日本とビジネス上の関わりがあるグローバル企業となりますが、オフィスワークであれば殆どの会社で英語はビジネスレベルが必須となります。
ビジネスレベルとは日本語を話さない現地スタッフと、業務についてのコミュニケーションが十分に取れるレベル、また、現地のお客様への商品説明や、問い合わせの対応を英語でできるレベルです。
一部業種(日本食レストラン等のサービス業、または日本人向けに特化したビジネス)については、会話レベルの英語力で十分な所もありますが、基本的にはコミュニケーションレベル以上の英語力は、必須とお考えください。

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質問: 企業で働くことも考えると勤務地はやはりロンドン中心地でしょうか?他のエリアや都市で働くことも可能でしょうか?

回答:  YMSの方にご紹介可能なお仕事の90%以上はロンドン市内での勤務になります。
その他ご経験に応じて、イングランド中部北部等のお仕事、またヨーロッパ内他国でのお仕事をご紹介させて頂くこともございます。

質問:  お話をお伺いしていく中で、企業での勤務を行うという希望が具体的にはなってきましたが、実際に企業に応募するというのはどのようにしたらいいのでしょうか?

回答:  弊社センターピープルにお任せください!
センターピープルは、英国・ロンドンを拠点に30年以上就職・転職支援サービスを行っている日系の人材会社です。
英国のみならず、ヨーロッパ全域のお仕事を扱っており、ご紹介可能な職種・業界も様々です。
また、日本の大手人材紹介会社クイック(東証一部上場)のヨーロッパ拠点として運営をしており、日本や欧州のみならず、アメリカ、中国、メキシコ、タイ、ベトナムなど世界中の海外各支店とのネットワークを駆使し、就職・転職希望のお客様に無料にてサービスを提供しています。

質問:  最後にYMSで渡航を希望されている皆様へ、UKでの就職活動に必要なアドバイスを頂けますか?

回答:  2年間という限られた期間の中で、現地イギリス人を始め様々な国籍の方々と一緒に働き、経験を積む良い機会ですので、渡英前から現地情報の収集語学力のアップの仕方等、事前準備をしっかりと行って頂くことをお勧めします。
また、日本での就職活動同様、スーツかばん等もご自身に合ったものをお持ちいただいた方が良いかと思います。
最後に、イギリスではお仕事が決まった際に「レファレンス」の取得という作業が入ります。これは、履歴書に書かれている経歴に詐称がないかをチェックするものです。
その為、渡英前に勤めていた会社の連絡先(人事部の代表電話番号、Emailアドレス、担当者の名前等)は予め確認しておく事をお勧めいたします。

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いかがでしたでしょうか?
イギリス、ロンドンでの仕事探しをイメージすることはできましたでしょうか?

センターピープル社では、渡英前から帰国後までYMS渡英者のサポートも行っております。早めに登録を行っておき、渡英の2-3ヶ月前を目安に就職活動や情報収集を具体的に始められるといいかと思います。

次回は続編で、「そもそもYMSって何?」と「イギリスでお仕事を探すのにおすすめの都市」をお送りします。