【2025年度版 イギリスのワーキングホリデービザ最新情報】

2024年1月31日より、日本人向けのユース・モビリティ・スキーム(YMS)ビザの年間発給枠が1,500名から6,000名に拡大、更に従来の抽選式から先着順になり、入国の6ヶ月前からビザ申請が可能になったことから、英国でのワーキングホリデーが取得しやすくなったのは言うまでもありません。

2025年度、日本国籍者のYMSビザ申請条件 

ビザ発給数6,000人
申請時期随時
ビザ有効期間最大2年間
就労制限特になし(コーチを含むプロスポーツ選手など一部例外あり)
年齢制限18歳から30歳 (※31歳の誕生日を迎えるまで) の方
(※ビザ発給後に31歳になった場合、ビザの有効期間中は英国に滞在可能)
申請費用£298
※英国国民健康保険£1,552 (年間£776×2年間) の支払いが必須
申請条件・日本国籍とパスポート(余ページのある)の所持
・£2,530以上の資金がある方
その他/注意事項・上記内容を満たすことでYMSビザを申請でき、通常申請後3週間で結果が判明
・滞在期間延長は不可
・YMSを利用して既に英国に滞在中の方の申請は不可
・扶養義務のある18歳未満の子供を同伴しないこと
・18歳以上の家族を同伴する場合は、別々に申請する必要あり

(2025年4月1日現在)
※参考:Youth Mobility Scheme visa: Overview – GOV.UK

尚、英国のビザ制度は頻繁に変更が発表されますので、申請を検討されている方は、その時点でのルールを公式サイトにて確認されることをお勧めします。


イギリスでのワーキングホリデーに関するよくある質問

今回は、センターピープルによく寄せられる質問を最新情報を交えてまとめました。英国での滞在に向けて、準備の参考になれば幸いです。


👉 2025年 YMS向け求人の最新トレンドは?

イギリスのワーキングホリデーでは、幅広い職種で働くチャンスがあり、未経験者でも挑戦しやすい仕事が多く存在します。

弊社では、日本での職務経験を活かせる求人も多数取り扱っており、海外での経験を積むことで、帰国後のキャリアにもつながる可能性があります。特に、事務職や経理職などのオフィスワークは人気が高く、競争率も高めです。また、これらの職種ではビジネスレベルの英語力が求められるため、渡英前に英語力を磨いておくことが重要なポイントとなります。

▼ センタピープルで取り扱っているYMS向けの主な職種例

  • 一般事務/輸出入事務/経理/総務/営業アシスタント
  • IT(ヘルプデスク、エンジニア、開発、プログラミング)
  • 金融アシスタント
  • 営業/ビジネスディベロップメント
  • マーケティングアシスタント
  • カスタマーサービス

👉 英国での就職活動はいつから始めるべきですか?

弊社への登録は、YMSビザ申請直後から可能です。

ただし、イギリスの求人の多くは、産休カバーや急な退職による欠員補充が中心のため、企業は「できるだけ早く働き始められる人」を求める傾向があります。そのため、実際に応募を開始するのは、仕事を始めたい時期の 2~3ヶ月前 が目安となります。

特に、コロナ以降はオンライン面接を採用する企業も増えており、状況に応じた面接方法を相談できるケースもあります。理想的には、

  • 渡英前に仕事が決まる
  • 渡英後すぐに面接を受け、スムーズに採用される

このどちらかの流れを目指すと良いでしょう。そのため、日本にいるうちから余裕を持って準備することをおすすめします。


👉 日本にいるうちに準備できることは?

イギリスでの就職活動には 英文履歴書(CV が必須です。

日本の履歴書のように決まったフォーマットがないため、最初はハードルが高く感じるかもしれません。しかし、ポイントを押さえて 見やすく、わかりやすいCV を作成することが、仕事探し成功のカギとなります。

以下のリンクで「CV作成のポイント」を解説していますので、ぜひ参考にしてください。


👉 家賃はどのくらいかかりますか?

2025年2月現在の 英国の平均家賃は £1,275/月 です。

  • イギリス全土(ロンドンを除く)£1,100/月
  • ロンドンの平均家賃£2,026/月

ロンドンの家賃は依然として高額ですが、 フラットシェア(アパートを共同で借りる)ルームシェア(1つの部屋を共同で使う) をすれば、家賃を半額程度に抑えることも可能です。

※ 家賃相場は地域によって異なるため、事前に十分なリサーチを行いましょう。

(参考:HomeLet Rental Index


👉 住宅費や交通費の補助はありますか?

イギリスでは、 企業が住宅費や交通費を負担するケースはほとんどありません。
一部の企業では支給される場合もありますが、基本的には 自己負担 となると考えておくほうがよいでしょう。

  • ロンドンの交通費の目安 は 1ヶ月 £100前後
  • 交通費の節約には、1週間/1ヶ月乗り放題のパス を購入するとお得

💡 まとめ

イギリスでのワーキングホリデーを成功させるためには、 事前準備がカギ!

✔ 英文履歴書(CV)の準備
✔ 英語力の向上
✔ 渡英前の情報収集

しっかりと準備を整えて、充実したワーホリ生活を送りましょう!


📒 英国就職に役立つ関連記事のバックナンバー

上記に上げた以外の質問・疑問点もこちらのバックナンバーからご確認いただけます!

【2024年度版】YMS(ワーキングホリデー)ビザ取得数の最新情報

【2024年版YMS希望者必見】イギリスの人材紹介・派遣会社にインタビュー第3弾〈イギリスで仕事を探す方法〉

第2弾【YMS希望者必見】イギリスの人材紹介・派遣会社にインタビュー〈コロナは大丈夫?イギリスで仕事を探す方法〉

第1回【YMS希望者必見】イギリスの人材紹介・派遣会社にインタビュー〈イギリスワーキングホリデーで仕事を探す方法〉