【第2回】HRコンサルティングビジネスへの新たな挑戦

第2回では、センターピープルの新しい試みであるHRコンサルティングビジネスをリードする吉野眞代さんをご紹介します。これまで3年間、リクルートメントコンサルタントとして活躍。今回は、彼女のモチベーションや新しい役割が彼女自身とセンターピープルにとってどのような意味を持つのかについて話を聞きました。

リクルートメント業界に入ったきっかけを教えてください。  

「日本では製造業の会社で営業企画担当として働き始めたのですが、人事関連の方が興味が湧くと感じていました。会社の発展に人がどう貢献するのかに関心を持つようになったんです。それで、イギリスで人事学の修士号を取得した後、人事やリクルートメントのどちらかを選ぶことができました。でも、リクルートメントならたくさんの会社や人々と関わることができると思って。私は人と話すのが好きなんです!」


休日はどのように過ごしていますか? 

「自然が好きなので、散歩やハイキングによく出かけます。一番のお気に入りの場所はスコットランドですね。本当に穏やかで美しい場所です。毎年、スコットランドかピークディストリクトに行くようにしています。」


クライアントや候補者が意外に思うあなたの一面は? 

「誰も私が自然やアウトドアが好きだとは思わないと思います。どちらかというと、静かでインドア派、本を読んでいるようなイメージがあるみたいです。アスレチックなイメージはないですが、実はマンチェスターでハーフマラソンを走ったことがあるんです!」


イギリスで人事学を学ぶことを選んだきっかけは? 

「学士の時にアメリカで1年間留学したのですが、アメリカでは人事がビジネス寄りで、従業員自身のことがあまり考慮されていないように感じました。でもイギリスでは、従業員の幸せや安全も含めたバランスが取れていると思いました。それに、イギリスの文化は日本に似ている部分があると感じます。」 


センターピープルで新しいHRの役割を担うにあたり、一番期待していることは?  

「これまで私たちはリクルートメントに特化していましたが、今後は人事の視点からサポートを提供できるようになります。候補者の就職/転職先が決まり入社される際に、良い会社に入ると確信できるのは嬉しいですね。新しいことを始めるのは少し難しいですが、ワクワクします。ディレクター陣が長年の経験を持ってサポートしてくれるので、安心して挑戦ができると感じています。」


この取り組みがクライアントにとってどんなメリットにつながると思いますか? 

「多くの日本企業は日本本社のアイデアを反映させる必要がありますが、同時にヨーロッパ文化も考慮しなければなりません。私たちはその両方を理解しているので、日本企業のすべての人々が働きやすい環境を作り、より良いハイブリッド・カルチャーを提供出来るよう、私たちはサービスをカスタマイズしています。」


この取り組みにおいて、個人的にどのような課題があると思いますか?  

「新しいプロジェクトと同じように、クライアントにとって何が有益で、会社にとってどのように魅力的になるかを見つけているところです。クライアントは我々をリクルートメントの会社として信頼してくださっていますが、どのようなHRサービスを我々が提供できるのかについては、まだ不明確な部分が多いと思います。また、リクルートメント業務との両立もしています。リクルート業務というのは、時として少し消極的になりがちですが、この仕事では自分自身のアイデアや創造力を発揮して、純粋に積極的に取り組んでいます。」


センターピープルでの仕事の中で最もやりがいを感じるのはどのような時ですか?

「ちょっと変かもしれませんが、同僚が目標を達成し、成功するのを見るのが本当に好きなんです。特に新しいコンサルタントたちが成功するのを見ると喜びを感じます。先輩コンサルタントとして自分が目標を達成するのも嬉しいですが、他の人の成功を見るとより一層喜びを感じるんです。」

今回のインタビューはいかがでしたか? 次回もどうぞお楽しみに!